大寶館のピアノ
レトロで可愛らしい建物を発見!

大寶館と書いてあります・・・

大正天皇の即位を記念して大正4年に建てられてそうですが、
当時としては、一際目をひくモダンな建造物だったんでしょうね・・・
高山樗牛の生家や藤沢周平の小説、横光利一など・・・
鶴岡市に所縁の深い人物の資料が、展示されていました。
そんな中でも、私が注目したのは、中田喜直さんの小さい鍵盤のピアノです!

中田喜直さんは・・・
ヴァイオリン等の弦楽器では、その人の体格に合うように、様々なサイズの物があるのに対し、
ピアノは手の大きい西洋人を基準に作られ、そのサイズが共通であることに注目・・・
小柄で手の小さい東洋人が、西洋人を基準に作られたピアノで演奏するのは不向きである、
と考えた中田喜直さんが、1950年頃著名なピアノ製作者だった大橋幡岩氏に依頼して、
特別注文で鍵盤の幅がオクターブで1.4cm狭いピアノが完成したんだそうです (^o^)!

その後このピアノから・・・
「雪の降るまちを」「夏の思い出」「ちいさい秋みつけた」などの名曲が生まれたそうです・・・
勉強になりました~o(^-^)o

