私が、渡米公演するきっかけとなった地、それがサンノゼです。
今から二十数年前、このサンノゼの町で、秋岡秀治のファン数名のグループが生まれ、その代表者一人が日本にやってきた…と言っても、アポなしでクラウンレコードを訪ね「秋岡秀治に会わせて欲しい」とやって来たのである。当然、本人に会わせてもらえる訳もなく、冷たくあしらわれたそうだが、彼女は2週間もクラウンレコードに電話をかけ続け、粘りにねばって担当者の気持ちを掴んだのだった…その甲斐あって、その話が私のところに届き、都内某所で無事に初対面することに…それをご縁に、毎年アメリカから数名が日本にやって来ては、追っかけをしてくれていました。そんなある時「アメリカには秀ちゃんのステージを見たくても、日本に来れない人が沢山いるのよ~」という話を聞かされ「それならば、何時も追っかけをしてくださっているお礼に、今度は私がアメリカに行って歌いましょう!」というお約束をしたことが、渡米公演の始まりでした。この町で秀治ファンが生まれなければ、勇気ある彼女が訪ねて来なければ、私のアメリカ公演は始まっていなかったのです。そんな意味でも、この町サンノゼは、私のアメリカの故郷なのです!
そんな、サンノゼ日本町を少しご紹介しましょう。その歴史は、サンフランシスコやロサンゼルスの日本町よりも古く、今やサンフランシスコもロサンゼルスも観光地化してしまい、日本町とは名ばかりの、日本人の住んでいない日本町になってしまっています。 唯一、日本人が生活をしている日本町がサンノゼなのである。 しかもシリコンバレーとしても有名で、ベイエリア注目の町なのです!
日本町のスーパーには、日本の商品がズラリ~
とうふ屋さんもありますよ!「サンノゼとうふ」はその当時、日本まで来て追っかけをしてくださっていた、ご夫婦経営のお店です。 (今は息子さんが継いでいます)
「クラブ・バンブー」は、私もショーをしたことのある、カラオケ好きの皆様が集うお店です。
お寿司屋さんも数件ありますよ~
化粧品店も、資生堂の看板付きです。
皆様も、渡米することがありましたら、ぜひ立ち寄ってみてくださいね!